育児休業にまつわる制度について(その1)

産前にお勤めしていた女性は、子供を出産して育児休業を申請する事もあるかと思いますが、
今回はそんな育児休業のうち、育児休業等取得者申出書についてご紹介させていただきます。

育児休業の制度、知れば知るほど複雑なのと会社が加盟する健康保険組合によっても異なるので全ては書ききれないと思いますが・・・

【育児休業等取得者申出書と育児休業給付金】
育児休業等取得者申出書とは、育児休業中(最長2年)の社会保険料を免除してもらう為の申請書です。
社会保険料は免除されますが、社会保険には加入している状態です。

社会保険料はお給料から天引きされていますが、
この社会保険料は報酬月額から、会社と給料受給者が折半(50%づつ)支払っています。
折半っていっても、会社は無尽蔵にお金がある訳じゃないから、
当然、会社が負担している社会保険料だって、皆さんの労働から捻出されている訳ですよね。

いずれにしても、育児休業等取得者申請書を出す事で、給与から社会保険料を免除してもらえるという事です。
言い換えれば、育児休業中にお給料をもらう事があっても、社会保険料を免除してもらえると言う事です。

社会保険料は協会けんぽに加入で東京都の場合、
報酬月額が26万円の場合、平成30年8月現在、25,740円を会社と給与取得者が折半するので、
本人が負担する額は12,870円になります。
この12,870円分がお得になると言う事ですね。
(育児休業期間が1年6か月の場合、12870円×18か月=231,660円お得!)

絶対、申請しておきましょう。

【いつ育児休業等取得者申請書を会社に申請するの】
育児休業等取得者申請書は、いわゆり育児休業開始の一か月前に申請が必要です。

出産後、ママは中々、身体を動かす事も難しと思うので、
事前にどんな書類が必要か、会社の担当者に聞いて、準備を進めましょう。

提出する書類、実は凄く多くて、げんなりします。
殆どの場合、会社側が書類作成してくれると思いますが(ほんと感謝です)
提出に必要な情報(出産日など)は会社では把握できないものもあるので、
なるべく出産後、速やかに連絡してあげましょう。

尚、育児休業等取得申請書と同時に育児休業給付金の申請も合わせてする事が多いと思います。
育児休業給付金の申請や産前産後休業保険料免除制度についても今後、ご紹介したいと思います。